2000/10/12 運営委員会 資料 4-1 審議依頼事項 現行 WHOIS の検索方法(文法)改善について ◯概要 今回の審議事項は、WHOISユーザの利便性を向上させるために検索方法(文法) を改善およびその改善内容についての承認をいただきたいというものである。 現行 WHOIS のシステムでは以下のような問題がありユーザの利便性を損なっ ている。 ・検索方法(文法)が複雑 - きちんとした文書が整備されていない。 - この複雑さがパフォーマンスの劣化の原因にもなっている。 - ユーザからの問い合わせが多く、対応にコストがかかっている。 本変更は上記現行 WHOIS の問題点を改善することを意図している。 ◯改善内容 ・検索方法(文法)の変更 - 従来の可能性がある項目をとにかく検索するという方針から、ユーザ に検索したい項目を明示的に指定してもらうという方針に変更するこ とにより、複雑だった使用法を簡素にする - ヘルプ文書を改訂し、検索仕様を分かりやすい形で公開 - 検索方法(文法)の変更内容の詳細については、別紙shiryou-4-1-1, shiryou-4-1-2 を参照 ◯改善に伴う影響や、必要となる作業など ・検索方法の変更 - WHOISシステムの修正作業(検索プログラム) - WHOISに関連するドキュメントの整備 (ヘルプ文書の改訂、webページの一部変更) ・広報 - 事務局内部への周知 - ドキュメント公開(改訂したヘルプ文書) - 検索方法変更スケジュールの周知 ◯スケジュール 10月上旬: 運営委員会での承認 10月下旬: アナウンス - ドキュメント公開(改訂ヘルプ文書) - 実施スケジュール 12月 : システム修正、調整 1月下旬 : 実施