2000/02/21 運営委員会 資料 3-10 IDN-TF(iDNS-TF) 報告 [検討部会等の開催の報告] 2000年02月21日 10:00-11:30 IDN-TF ミーティング 出席者:米谷・佐藤(出)・史・川崎 事務局 [主な検討事項(順不同)] - Informal iDNS Advisary Group Meeting" (2000/Feb/19) o 予定通り開催された模様 o http://www.jp.apan.net/iDNS/2nd-iDNS-2.txt - IWS2000 @ 筑波 (2000/Feb/17) o 米谷・兵藤・史各氏がJPNICの取り組みについて発表した o 会場の雰囲気はIDN導入には否定的でないが実現に向けた課題も山積 o iDNS.netのJames Seng氏(IETF IDN-WG co-chair)から 2000/Mar/末のIETF(AU)へ発表に来てくれないかと打診があった x 日本独自の実装を二つ持っていることが評価された模様 x 米谷・史の両氏が出席する方向で検討中 - APRICOT @ ソウル (2000/Feb/26-) o IETFに向けてどのようなプロモーション戦略を取るべきかの 議論をしたい(Seng氏@IWS2000) o JPNIC IDN-TFとしての考え方は、従来通りの3本柱に後述のポジション ステートメントを加えて望みたい。3本柱とは x 多国語化ドメイン名の導入について基本的に歓迎 x インターネットの基盤技術なので、既存システムとの整合性などを 十分確保する必要がある x そのためにIETFでの標準化の作業を中心に貢献する - ポジションステートメント o 至急、JPNICとしての立場と計画を明らかにするメッセージを JPNICホームページや各メイリングリスト経由で発信したい o ドラフト作成中だが、骨子は次の通り x 基本的な立場は上記の3本柱 x IETFなどでの標準化の作業が完了しないままに商業利用されている 現状を憂慮している . 既成事実化した利用実態が後で相互運用できなくなるおそれがある . レジストリ部分の構成のやり方によってはAlterNIC問題の再来となる . (see also IABのコメント http://www.ietf.org/internet-drafts/ draft-iab-unique-dns-root-00.txt x JPNIC(IDN-TF)としては次のような論点について整理した後、多国語化 ドメイン名を供用開始する . 要求仕様についてIDN-TFのコメントをIETFに出していく . JPNIC版要求仕様をとりまとめて、実装を外注する . 紛争解決の手段について何らかの解決を図る(DOM-WGに追随?) . 1組織1ドメイン名原則・ドメイン名譲渡禁止原則などについても dotJP-TFの再検討を踏まえて検討する . ドメイン名のツリー構造に関しては、当面JPドメイン名以下の 構造を検討する事とし、.iやZLDに関してはIETFでの議論を待つ . 目標とするサービス開始時期は2000/??頃 o ドラフト出来次第、DOM-WGおよび運営委員会に諮って公開したい - JPNIC総会(2000/Mar/22)において、IDNに関するJPNICの取り組みを 紹介する予定(担当:佐藤氏) [今後の予定とスケジュール] 2000年02月26-29日 APRICOT@ソウル 2000年03月17日 10:00-12:00 検討部会 2000年03月22日 JPNIC総会講演 2000年03月26-31日 IETF@AU 2000年04月11日 10:00-12:00 検討部会 2000年05月24日 10:00-12:00 検討部会 [報告資料作成担当] 川崎基夫(検討部会主査)