第 18 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録 開催日時 : 1998 年 10 月 15 日 (木) 10:15 〜 17:35 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荒野 高志、 今津 英世、 浦田 治、 大林 正英、 川崎 基夫、 後藤 滋樹(AM)小西 和憲、 佐野 晋、 白橋 明弘、 鈴木 亮一、 高田 広章、 田代 秀一、 谷村 拓也、 中村 順一、 林 一司、 藤野 貴之、 前村 昌紀、 丸山 直昌、 水越 一郎 欠席委員 : ヴィンセント ギベス、 太田 順子、 高橋 徹、 提出委任状: 岡 敦子、 奥山 徹、 河北 隆生、 水島 洋 事 務 局 : 東田 幸樹(事務局長) 吉沢 文代、 小島 育夫、 森下 泰宏、 森 健太郎、 大橋 由美、 近藤 美菜子 傍聴者 : 6名 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 電子メイル会議 審議記録 資料 2-1 JPドメイン名登録業務に関する報告 資料 2-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 資料 2-3 データベース管理業務に関する報告 資料 2-5 情報提供業務に関する報告 資料 2-7 国際連携業務に関する報告 資料 2-8 教育支援業務に関する報告 資料 2-10 歴史編纂業務に関する報告 資料 2-12 JPNIC会員に関する報告 資料 2-13 会費に関する報告 資料 2-14 手数料に関する報告 資料 2-15 御意見、苦情に関する報告 資料 3-1 JPドメイン名登録検討部会報告 資料 3-2 IPアドレス、AS番号割当検討部会報告 資料 3-3 データベース管理検討部会報告 資料 3-5 情報サービス検討部会報告 資料 3-9 調査研究部会報告 資料 3-11-1 PGPタスクフォース活動報告 資料 3-11-2 APNICタスクフォース活動報告 資料 5-1 mail-serverの利用状況調査について 資料 5-2 新ニュースレターの構成について 資料 5-3 Internet Week 98 バナー掲載について 資料 5-4 ドメイン名登録申請等の取次等に関する規則 議事 佐野(社)JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 13 条第 1 項に基 づき、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 4 通を含めて 17 名 )を確認し、 第 17 回の (社)JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言 された。 運営委員会議事録査読担当委員の確認が行なわれた。 *担当 今津運営委員、小西運営委員 [公開議題] 1. 電子メイル会議の確認 1.1) 電子メイル会議 審議記録 事務局 小島より、資料1-1に基づき確認が行われた。 2. 事務局からの報告 2.1) JPドメイン名登録業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-1に基づき報告があった。 2.2) IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-2に基づき報告があった。 2.3) データベース管理業務に関する報告 事務局 森より、資料2-3に基づき報告があった。 *アクセスの非常に多いホストに関しては、その理由を問い合わせることに しているが、実施されているか。 → できていない。 2.4) 広報活動業務に関する報告 事務局 小島より、以下の報告があった。 *パンフレットの増刷を行った。 2.5) 情報提供業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-5に基づき報告があった。 *JPNICの日本語のwebページを大幅に改善した。 2.6) 統計データ集計業務に関する報告 特に報告はなかった。 2.7) 国際連携業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-7に基づき報告があった。 2.8) 教育活動業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-8に基づき報告があった。 2.9) 調査研究活動業務に関する報告 特に報告はなかった。 2.10) 歴史編纂業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-10に基づき報告があった。 2.11) システム管理業務に関する報告 事務局 森下より、資料2-11に基づき報告があった。 *毎月定例の報告を行うこととなったが、どのような状況か。 → まだ実施できていない。 → 最低限トラブル報告を行って欲しい。 2.12) JPNIC会員に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-12に基づき報告があった。 2.13) 会費に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-13に基づき報告があった。 *会費/延滞金未納のため、4会員の接続情報の更新を停止した。 2.14) 手数料に関する報告 事務局 吉沢より、資料2-14に基づき報告があった。 2.15) 御意見、苦情に関する報告。 事務局 吉沢より、資料2-15に基づき報告があった。 2.16) その他 2.16.1) 「WIPOによる商標とドメイン名に関する公聴会」に関して 丸山副理事長より、以下の説明があった。 *10月19日に、WIPO主催の公聴会が開催される。JPNICは共催する。 *詳しい内容については、JPNICのWEBページのトピックスを参照いただきたい。 3. 検討部会からの報告 3.1) JPドメイン名登録検討部会報告 川崎委員より、資料3-1に基づき報告があった。 3.2.1) IPアドレス、AS番号割当検討部会報告 水越委員より、資料3-2に基づき報告があった。 *Non Asking Policy とは → 過去に非CIDRアドレスの割当てを受けたネットワークが、CIDRアドレスへの 変更を希望した場合、同じ大きさのアドレスを割当てる際には、利用率の条 件を満たしているかどうかということを問わずに割当てるという方針。 3.2.2) APNICタスクフォース活動報告 荒野委員より 3-11-2 に基づき報告があった。 *KRNICとの会議は、お互いの状況報告が中心であった。 その中で、以下のことがより明確になった。 ・APNICのルールが不明確であるため申請者に査察を行うことは難しい。 ・APNICとの契約関係が不明確である。 *APTLD の事務局に関して マシンの準備は完了したため、シンガポールと調整のうえ今週中に サーバをセッティングする予定である。 3.3.1) データベース管理検討部会報告 林委員より、資料3-3-1に基づき報告があった。 *WHOISデータベースと個人情報保護に関する問題は、NICによって問題意識 の差が大きい。問題意識を持っているNICと協調して検討を進めたい。 3.4) 広報活動検討部会報告 特に報告はなかった。 3.5) 情報サービス検討部会報告 藤野委員より、資料3-5に基づき報告があった。 3.6) 統計データ検討部会報告 特に報告はなかった。 3.7) 国際連携検討部会報告 特に報告はなかった。 3.8) 教育部会報告 特に報告はなかった。 3.9.1) 調査研究部会報告 白橋委員より、資料3-9に基づき報告があった。 3.9.2) PGP タスクフォース活動報告 白橋委員より、資料3-11-1 に基づき報告があった。 *副主査を任命する必要はあるか。 → 任命したほうがよい。 3.10) 歴史編纂部会報告 特に報告はなかった。 4. 関連組織団体からの連絡および報告 4.1) JEPG/IPからの連絡および報告 特に報告はなかった。 4.2) JPCERT/CC からの報告 大林委員より、以下の報告があった *10月2日に port scan に関する報告書が公開された。 5. 審議事項 の確認 5.1) mail-serverの利用状況調査 事務局 小島より、資料5-1に基づき提案があった。 *再度検討を行うこととした。 5.2) 新ニュースレターの構成について 中村委員より、資料5-2に基づき提案があった。 *InternetWeek に向けて発行したい。 *次号の巻頭言は、高田理事が執筆することとなった。 5.3) Internet Week 98 バナー掲載について 事務局 小島より、資料5-3に基づき提案があった。 IW98実行委員会からIW98バナー掲載のお願いが寄せられた。 JPNICより会員に対して、IW98バナー掲載のお願いを依頼してもよいか。 *JPNICからの依頼は、強制しているような印象を与えることがあるので、 できるだけ柔らかい表現にする必要がある。 5.4) ドメイン名登録申請等の取次等に関する規則 高田委員より、資料5-4に基づき提案があった。 *提案通り承認された。 手続きの詳細については、事務局で検討し実施することとした。 5.5) 部会メーリングリストへの業者の登録について 事務局 小島より、資料5-5に基づき提案があった。 *提案通り承認された。 *業者を部会メーリングリストに加えるかどうかは、主査が判断する。 5.6) IP Meeting 98 での「JPNICからの報告」について 佐野委員長より、協力依頼があった。 *各部会の主査は、発表すべき内容を整理し committee にメールする。 5.7) データベースの整備について 大林委員より、資料5-7に基づき説明が行われた。 *データベースの整備について毎月運営委員会で報告を行う。 *それぞれの部会で、データベースに関する情報利用の分析をし、文書化 していただきたい。 5.8) 問い合わせ対応等について 事務局 小島より、資料5-8に基づき説明があった。 *どのように対応するか、検討/調整を行う。 5.9) OR → NE の移行に関する広報について 高田委員より、以下の説明があった。 プロバイダにバナーをお願いする → あまりかからない 広告をはる 数10万 → 配信メイル電子メイルでの告知 数100万 → 新聞社 WEB にバナーをはる 数1000万 → 新聞に広告をだす。 *広報に関しては、OR/NE移行問題だけでなく、他の広報も合わせて行った ほうがよいだろう。 *なぜORからNEに移行が必要であるか? わかりやすい文書を作成中である。 以上